関東で異常な暑さ「命に関わる」



関東各地で5日、40度を超えた地点が相次ぎ、群馬県伊勢崎市では全国最高記録を更新する41・8度に。「耐えられない」「高齢者や子どもは命に関わる」。強烈な日差しの下、日傘や小型扇風機を手に歩く人たちは、ぐったりとした表情を浮かべ、異常な暑さへの危機感を口にした。
JR伊勢崎駅前でバスを待っていたパート原千愛さん(35)は、長男(6)と長女(4)を連れてプールに行った帰り。日差しで熱くなった遊具を触ると子どもたちがやけどしかねないため、公園に行くのは控えている。帽子やこまめな水分補給で熱中症対策をしているとし「これ以上暑くなってほしくない」と顔をしかめた。
41・2度を観測した同県桐生市の中心部では、歩く人はまばら。帰宅途中の高校3年伊藤星奈さん(17)は日焼け対策でアームカバーを毎日着用している。「日傘を差しても暑さがやわらがない」と、うんざりした様子だった。
40度超えを記録した東京都青梅市。公園で子どもを水遊びさせていた工場勤務高山彩華さん(32)は「車から降りた瞬間に汗が噴き出した」と苦笑いした。
(共同)

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