維新、8日に共同代表選

日本維新の会の前原誠司共同代表は5日、緊急の国会議員団の役員会で、参院選の不振を受け辞任すると表明した。「人心を一新して挙党体制をつくることが大事だ」と述べ、岩谷良平幹事長、青柳仁士政調会長、阿部司総務会長、漆間譲司国対委員長も退任すると説明した。後任の共同代表を決める選挙は8日に行う。藤田文武前幹事長が出馬の意向を固めた。斉木武志衆院議員も検討している。
吉村洋文代表は5日の記者会見で「国会議員の中でふさわしい人を選任し、私が共同代表に指名することが挙党一致体制に最も近い」と語った。前原氏は会見で「参院選は芳しい結果ではなかった。われわれは受け皿になれなかった」と総括した。
(共同)