維新、共同代表に藤田氏選出

日本維新の会は8日の両院議員総会で、前原誠司共同代表の後任となる国会議員団の代表として藤田文武前幹事長を選出した。続投する吉村洋文代表とともに新執行部人事に着手する。今後は党内融和に加え、自民、公明両党の連立政権への参加判断が課題となる。
前原氏は5日、参院選の不振を受けて引責辞任を表明した。党規約は、代表が首長か地方議員の場合、共同代表に国会議員団の代表を選任しなければならないと定める。8日の両院議員総会で国会議員による投票の結果、藤田氏は松沢成文参院議員、斉木武志衆院議員を上回った。
藤田氏は衆院大阪12区選出の3期目。馬場伸幸前代表の旧執行部で幹事長を務め、馬場氏や自民党とパイプを持つ遠藤敬前国対委員長と近い。
(共同)