福岡の女性刺殺5年、風化危機感



2020年に福岡市中央区の商業施設で客の女性=当時(21)=が、15歳だった面識のない男性受刑者(20)に刺殺された事件から5年となった28日、50代の母親が弁護士を通じ「時間がたつにつれ悲しみは深くなり、日常にぽっかりあいた穴は埋まることはない」とコメントを出した。救済が進まないまま事件が風化しているとの危機感から公表したという。
20年8月28日、少年院を2日前に仮退院していた受刑者が「マークイズ福岡ももち」で女性を刺した。殺人罪などに問われ、22年7月、福岡地裁の裁判員裁判判決で懲役10年以上15年以下の不定期刑を言い渡され、その後確定した。
(共同)

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