東海道新幹線のぞみで異臭

5日午後0時20分ごろ、静岡市駿河区の東海道新幹線掛川―静岡間を走行していた岡山発東京行きのぞみ88号の車内で異臭がしているのに車掌が気付き、停車した。1〜8号車の乗客を9〜16号車に移動させて点検。床下の機器に異常はなく、静岡まで移動した後に運転を取りやめた。
JR東海によると、乗客約900人は後続の列車に乗り換え、体調不良を訴えた人はいないという。車掌が2号車で焦げ臭さともやを確認、7号車の乗客からも、もやが見えたと届け出があった。
車両はJR西日本の所属で、車庫に入れて詳しく調べる。
(共同)