北海道地震7年、厚真町で追悼式

 北海道胆振東部地震から7年となり、追悼式で式辞を述べた厚真町の宮坂尚市朗町長=6日午前
 北海道胆振東部地震から7年となり、追悼式で式辞を述べた厚真町の宮坂尚市朗町長=6日午前


最大震度7を観測し、関連死を含めて44人が死亡した北海道胆振東部地震から7年となった6日、最も被害が大きかった厚真町で追悼式が開かれ、遺族代表の中村真吾さん(49)が「失われた命を忘れず、助け合う心と記憶を次の世代につないでいく」と誓った。
町では吉野地区の集落に近い山の斜面が崩落して19人が亡くなるなど、計37人が命を落とし、中村さんも父母と祖母を失った。今も地域の人びとが声をかけ、思い出を話してくれることに支えられていると明かし、故人に向けて「これからも温かく見守ってください」と語りかけた。
地震は2018年9月6日午前3時7分に発生。道内5市町で44人が死亡した。
(共同)

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