シリアで議会選、少数派側反発

 5日、シリア・ダマスカスで人民議会選の投票に臨む人(ロイター=共同)
 5日、シリア・ダマスカスで人民議会選の投票に臨む人(ロイター=共同)


【エルサレム共同】シリアで5日、昨年12月のアサド政権崩壊後初の人民議会(国会)選が実施された。シャラア暫定大統領が全210議席のうち70議席を指名し、残りは各地で事前に選ばれた選挙人による間接選挙で決まる。クルド人などの少数派が多く暮らす地域では「治安が不安定」だとして延期された場所もあり、少数派側は「民主的な選挙でない」と反発している。正式な結果発表は6日以降の見通し。
シリアでは民族や宗教・宗派間の対立が深刻で、国内融和が課題。暫定政府は国内多数派のイスラム教スンニ派が主導する。暫定政府寄りの議会が誕生する可能性が高く、シャラア氏の権力基盤も拡大するとみられる。
(共同)

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