ラグビー元日本代表選手を逮捕

千葉県警我孫子署は5日、我孫子市内で酒を飲んで無免許運転したとして、道交法違反(酒気帯び、無免許運転)の疑いで、ラグビー選手のフェツアニ・ラウタイミ容疑者(32)=同市=を逮捕した。元日本代表で、リーグワン2部「NECグリーンロケッツ東葛」に所属していたが、チームは6日、容疑者との契約を解除したと発表した。
逮捕容疑は5日午前2時20分ごろ、自家用車を酒気帯び状態で無免許運転した疑い。署によると、運転席で寝ている容疑者を発見した署員が声をかけると、車を発進させ数十メートル運転後に停止。呼気検査で基準値超のアルコールが検出された。
NEC東葛によると容疑者はトンガ出身。前所属のトヨタヴェルブリッツを経て、今年8月、現チームに加入した。日本代表として少なくとも3試合に出場した経験がある。
NEC東葛は取材に「所属選手が逮捕されたことは大変遺憾であり、チームを応援、ご支援いただいている全ての皆さまに深くおわび申し上げる」とコメントした。
(共同)