中朝協力、安保理の制裁が壁に

【丹東共同】中国と北朝鮮は6日、国交樹立から76年を迎えた。9月上旬に習近平国家主席と金正恩朝鮮労働党総書記が約6年ぶりに会談し、戦略的協力を進める方針で一致。同下旬に両外相も連携を確認した。国連安全保障理事会の対北朝鮮・経済制裁が障壁となる中、どのような協力事業を実現できるかが今後の試金石となる。
新型コロナウイルスの流行から5年以上、運行が止まっている中朝間の旅客列車の再開が焦点の一つだ。6日には両国を結ぶ中朝友誼橋を貨物用の列車やトラックが往来する様子が中国遼寧省丹東から確認された。ただ旅客列車の再開に関する詳しい情報は出ていない。
(共同)