時代祭の新調衣装お披露目

京都三大祭の一つで、歴史上の人物に扮して行列で歩く「時代祭」が22日に行われるのを前に、主催団体の平安講社が6日、新調や補修した衣装の一部を報道陣に公開した。京都市左京区の平安神宮で、南北朝時代に活躍した武将楠木正成の家来役のよろいなどがお披露目された。
新調したのは計88点。楠木正成の家来役のよろいは、1932年に作られてから初の新調という。補修したのは、源義経の母、常盤御前の衣装など計220点。
時代祭は、平安遷都1100年を記念し1895年に始まった。平安時代から明治時代までの人物の装いで、京都御苑から平安神宮まで京都市内約4・5キロを練り歩く。
(共同)