電源喪失の原発付近で砲撃

 ザポリージャ原発周辺で警備に当たるロシア側要員=2023年6月、ウクライナ南部ザポリージャ州(ロイター=共同)
 ザポリージャ原発周辺で警備に当たるロシア側要員=2023年6月、ウクライナ南部ザポリージャ州(ロイター=共同)


【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は6日、ロシアが占拠し、外部電源の喪失が続くウクライナ南部ザポリージャ原発に常駐するIAEAのチームが、複数回の砲撃音を聞いたと明らかにした。原発側は、敷地から1・25キロの地点に2発が着弾したとしている。
グロッシ氏は約2週間にわたり電源喪失が続いていると指摘。「砲撃が原子力安全リスクを増大させている」と懸念を示した。
IAEAによると、9月23日に軍事活動により送電線が損傷し、外部電源が喪失。原発では、非常用ディーゼル発電機を使用して原子炉を冷却する対応を続けている。
(共同)

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