比セブ島地震で飲料水輸送

フィリピン中部セブ島で起きた地震に関し、中谷元・防衛相は7日の閣議後記者会見で、人道支援のため航空自衛隊機で9日に飲料水を輸送すると発表した。フィリピン側の要請を受けた外務省から輸送依頼があった。
防衛省によると、自衛隊とフィリピン軍は7日から11日までセブ島周辺で災害救援能力の向上に向けた共同訓練をする。その際、空自のKC130空中給油機1機がフィリピン側が用意した飲料水をセブ島近くの空港まで運ぶ。
自衛隊とフィリピン軍の相互往来を容易にするための「円滑化協定(RAA)」が9月に発効しており、今回が初の適用事例になるという。
(共同)