元時津風親方ら2人追送検

偽の駐車禁止除外指定車標章を作ったとして、警視庁本所署は7日、有印公文書偽造の疑いで、大相撲の元時津風親方坂本正博容疑者(51)=東京都墨田区=と、元幕内照強として活躍した鈴木翔輝容疑者(30)=同区=を追送検した。
追送検容疑は昨年2〜3月、知人に依頼し、亡くなった他人名義の標章の有効期限を改ざんし、コピーして偽造した疑い。
署によると、坂本容疑者は容疑を認め、「駐車料金を節約するため、亡くなった他人名義の標章を入手し、車のダッシュボードに置いて使用していた」などと説明。署は有効期限が迫ったため、鈴木容疑者に相談し、知人に偽造を依頼したとみている。
(共同)