次期首相、20日以降選出へ



政府、自民党は石破茂首相の後継を選ぶ臨時国会の召集を20日以降にずらす方向で調整に入った。関係者が8日、明らかにした。当初は15日を軸に検討していたが、公明党との連立合意が難航しているため、時間が必要と判断したとみられる。公明の斉藤鉄夫代表は8日配信のインターネット番組で、連立合意に当たり、自民に対し、企業・団体献金の規制強化を受け入れるよう促した。自民内には資金源が細る恐れがあるとして慎重論が根強く、溝がある。
首相指名選挙を行う臨時国会の召集が遅れることにより、自民総裁と首相が異なる「総・総分離」が異例の2週間以上にわたる。立憲民主党の野田佳彦代表は8日、自民の高市早苗総裁と面会し、政治空白長期化を避けるため、臨時国会の早期召集を要求した。
斉藤氏は7日に高市氏と会談。番組はその後に収録された。番組では、首相指名選挙の対応を問われ「連立しないということは『高市早苗』と書かないということだ」と答えた。
公明は特に政治改革に自民が消極的だと懸念を深めている。
(共同)

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