副首都法案、維新内で異論

日本維新の会は9日、「副首都」構想の実現に向けてまとめた法案骨子について議論した。副首都指定の要件について東京23区と同様の「特別区」を設置した道府県とした骨子の内容に関し、国会議員団から「要件が厳しい」との異論が出た。
斎藤アレックス政調会長によると、出席者から「大阪都構想」の住民投票が2度否決されたことを考慮すると要件が厳しすぎるなどとの意見が出たという。
副首都構想は、東京都が災害で機能不全に陥った際のバックアップと、経済圏域の形成が狙い。法案骨子は大阪府知事の吉村洋文代表ら中心にまとめた。
(共同)