気になるブックカバー【経済トレンド】
大切な本を傷や汚れから守りたい人にとって役立つのがブックカバーだ。本が好きな人への贈り物にもなる。さまざまな厚さの本に対応するセパレート式商品や透明なカバー、綿の布でくるむタイプも登場し、読書家の幅広いニーズに応えている。(共同通信=浜谷栄彦記者)
ボーダレス・ジャパン(福岡市)が2024年発売した「あらゆる本の厚みに対応できる 本革ブックカバー」は厚さが異なる本に対応するため、二つに分かれた本体を背表紙の部分で重ね合わせて調整する。100〜1400ページ程度の本に対応。和紙のような手触りの牛革を使っており、使い込むほど手になじむという。文庫本サイズの販売価格は7999円。
サイバール(大阪府泉佐野市)の「クリアブックカバーfog(フォグ)」は文字通り透明の素材を使っている。覆った状態でもタイトルが分かるため、本棚から必要な本を見つけやすい。カバーを縁取る糸の縫い目としおり用のひもが装丁のアクセントになっている。文庫本サイズの販売価格は1800円。
ベアハウス(京都市)の「フリーサイズブックカバー」は綿100%の布を文庫本からA5までの大きさに合わせて折りたたみ、厚さ0・3ミリの面ファスナーで止める構造となっている。販売価格は1859円。(価格は変動する場合があります)
(共同)












