公明代表、野党候補と選挙協力も

公明党の斉藤鉄夫代表は12日のフジテレビ番組で、国政選挙を念頭に立憲民主党などの野党候補と個別に選挙協力する可能性に言及した。「われわれのことをよく理解し、一緒に政策実現をしていく方であれば当然あり得る」と述べた。政党同士の包括的な選挙協力については否定的な見解を示し、人物本位で判断するとした。
連立を解消した自民党との選挙協力に関しても「敵対関係になるわけではない。これまで築いてきた協力関係は続く」と述べ、候補者ごとに判断する立場を強調した。
自民の高市早苗総裁との10日の会談では、公明が撤退する衆院小選挙区に自民が独自候補を擁立しても、反対はしない意向を伝えたことも明らかにした。
(共同)