「法人化で独立性高める」と強調
日本学術会議を来年10月に特殊法人化する法が成立して以降、初めての学術会議総会が27日に東京都内で開かれ、小野田紀美・内閣府特命担当相が冒頭のあいさつで「法人化は独立性、自律性を抜本的に高めることにより、(学術会議の)機能強化を図るものだ」と強調した。
学術会議を国から切り離して特殊法人化する新法は先の通常国会で6月11日に成立した。運営の透明性を高めるとして、首相任命の監事や評価委員を新設するほか、新会員の選定時には外部有識者でつくる助言委員会が意見を述べる内容で、学術会議は政府の介入を懸念している。
(共同)












