レスリング藤波「幅が広がった」
セルビアでのレスリングのU23(23歳以下)世界選手権女子57キロ級で優勝した21歳の藤波朱理(日体大)が27日、成田空港に帰国した。昨年のパリ五輪を制した53キロ級から階級を上げて最初の国際大会で圧勝し「幅が広がった。もっと進化して強くなっていく」と、2028年ロサンゼルス五輪へ意欲を新たにした。
強烈なタックルなどが光り、連勝を145とした。記録は気にせず「伸び伸びやっていきたい」と力を込めた。
決勝翌日の25日には観戦中にスマートフォンを盗まれたという。ただ試合の映像確認用のカメラに被害の瞬間が写っており、犯人も特定された。無事に手元に戻り「これからは肌身離さずにいる」と照れ笑いした。
(共同)












