今季限りでソフトバンクを戦力外となった浜口遥大投手（３０）が１１日、現役引退を表明した。福岡県筑後市のファーム施設を訪れ「野球を通していろんなことを勉強させてもらった。本当に悔いがなく、やれることはやったという思い」と晴れやかな表情で話した。
佐賀・三養基高から神奈川大を経て、２０１７年にドラフト１位でＤｅＮＡ入り。昨年１２月にトレードで加入し、今年４月には国指定の難病である胸椎黄色靱帯骨化症の手術を受けた。実戦復帰を果たしたが、今季の１軍登板はなかった。通算成績は１３５試合で４４勝４６敗、防御率３・７６。
今後は未定で「いろんな方面に恩返ししていけたら」と語った。
（共同）