九州新幹線整備に「法令改正を」
佐賀県の山口祥義知事は11日、整備方式が決まっていない九州新幹線長崎ルートの新鳥栖―武雄温泉間に関し、建設費の負担軽減につながるような法令改正が必要との認識を示した。国土交通省の水嶋智事務次官と省内で会談後、東京都内で報道各社の取材に応じ「法令改正しないと、解決の糸口は見当たらない」と述べた。
新鳥栖―武雄温泉間を巡っては、水嶋氏が10月、負担の軽減に向けた法令改正の検討を表明した。
整備新幹線の建設費は、運行するJR各社が国側に支払う施設の貸付料を充てた上で、残りを国と沿線自治体が2対1の割合で負担するルールになっている。
(共同)












