炭酸飲料を自分好みに調整「おうちドリンクバー」
サントリー食品インターナショナルが2024年4月に発売した濃縮タイプ飲料「おうちドリンクバー」シリーズが人気だ。炭酸水で割るだけで「ペプシコーラ」などの定番の炭酸飲料になる。商品開発を担当したサントリー食品インターナショナルの宮内優洋(みやうち・まさひろ)さんにヒットの秘密を聞いた。(共同通信=出井隆裕記者)
「味の濃さや炭酸の強さを自分の好みで調整できるほか、アイスにかけたり、手作りグミに入れたりと自由にアレンジが楽しめる点が好評です」
ペプシコーラやPOPメロンソーダ、デカビタCなどを展開し、希望小売価格は340ミリリットル入りでいずれも376円。「以前から構想はあったのですが、炭酸水を別途購入してもらう手間や費用を考えると発売には至りませんでした」
コロナ禍で自宅飲みのソーダ割り用途で炭酸水が家庭に浸透し、それを好機と捉えて商品化に踏み切った。「ファミリーレストランでの親しみや自由なアレンジをコンセプトに据えたのを契機に開発が前進しました」
おうちドリンクバーと炭酸水は1対4で割るように設計。「味の調整のしやすさと炭酸の強さのバランスに心を砕きました。牛乳やお湯割りにする人も多いです」
2024年の販売数量は目標の約2倍に達し、その後も好調だ。「たこ焼きパーティーが楽しいのと同じで自分で工夫してつくるのが価値だと思っています。少量を飲みたいという女性の需要も開拓できました」。宮内さんは神奈川県出身、29歳。
(共同)











