エスカレーターに挟まれ男児死亡



28日午前10時ごろ、北海道小樽市の朝里川温泉スキー場で「エスカレーターに子どもが挟まれた」と母親から119番があった。小樽署や地元消防によると、札幌市東区、保育園児後藤飛向ちゃん(5)が右腕を挟まれ、約45分後に救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。スキー場関係者によると、エスカレーターの自動非常停止機能が作動しなかったといい、署が事故の詳しい状況を調べる。
署やスキー場などによると、現場は駐車場からゲレンデに移動するためのベルトコンベヤー状のエスカレーターで約6年前に設置され、全長約30メートル、ベルトの幅は約60センチ。手すりは付いていなかった。飛向ちゃんは降り口付近で転倒し、エスカレーターに巻き込まれた。両親と、飛向ちゃんを含む子ども3人の計5人で遊びに来ていた。
スキー場運営会社の総支配人らは同日夜、共同通信などの取材に応じ、エスカレーターに異物が巻き込まれた際に自動で非常停止する機能が作動せず、母親が非常停止ボタンを押したと説明した。
(共同)

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