B型肝炎、救済対象を拡大



集団予防接種の注射器使い回しが原因でB型肝炎を発症し、再発した患者らが国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審が15日、福岡高裁で和解した。発症と鎮静を繰り返す「再々発型」の慢性肝炎患者の救済対象が拡大する内容で、全国原告団と国が新たに合意。各訴訟で適用され「再発型」を含む係争中の約160人が救済されるとみられる。
慢性肝炎に関し、賠償請求権が消滅する「除斥期間」(20年)の起算点が争点だった。2021年の最高裁判決が、再発型患者の起算点を再発時と判断し、救済範囲が拡大。ただ、国側は再々発型患者の起算点を再々発時と認めていなかった。
(共同)

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