25年訪日客、初の4千万人突破
金子恭之国土交通相は20日の記者会見で、2025年に日本を訪れた外国人客が過去最多の推計約4270万人だったと発表した。24年の3687万人を上回り、初めて4千万人を突破した。訪日客の宿泊や買い物などの消費額(速報値)も約9兆5千億円で過去最高を更新。円安や航空路線の増便を背景に、幅広い国・地域から誘客した。
金子氏は、25年12月の中国客が前年同月に比べて約45%減り、約33万人になったとも明らかにした。マイナスになるのは新型コロナウイルス感染拡大が続いていた22年1月以来。高市早苗首相の「台湾有事」を巡る発言に端を発する日中関係悪化が影響したとみられる。
25年11月7日の高市氏の発言に反発し、中国外務省は同14日、国民に日本への渡航自粛を呼びかけた。日中の空路で減便が相次ぎ、日本国内のホテルでは団体客のキャンセルが発生。26年の訪日客全体の増加ペースの減速要因ともなりそうだ。
金子氏は中国客の減少について、状況を注視していく考えを示した。
(共同)











