プルデンシャル生命、被害拡大も
外資系生命保険プルデンシャル生命保険の間原寛社長は23日、東京都内で記者会見を開き、営業社員らが顧客から計約31億円を不正に受け取っていた問題について「社会の皆さまにご不安とご迷惑をおかけし、心より深くおわび申し上げる」と謝罪した。顧客による追加の申し出も想定され、調査を継続する方針を明らかにした。被害が拡大する可能性がある。
間原氏は2月1日付で引責辞任し、顧問に退く。「私が辞任することで責任を果たす」として、他の経営陣の処分には否定的な考えを示した。
被害に遭った顧客に金銭の返還や補償を行うため、会社から独立した立場の委員会を設置。専門家らが補償の是非を判定する。過去に対象外とされた事案についても、再度検討する。
会見には、得丸博充次期社長も同席した。不正の原因の一つに、保険の新規契約の獲得に強く連動する報酬制度を挙げた。営業社員の収入が不安定になったり、金銭目的の人材を引き寄せたりする課題があるとし、得丸氏は「一から報酬制度を再設計する」と述べた。5月ごろをめどに、一部を固定給で支払う制度に改める考えだ。
(共同)











