廃炉「放射線不安」2割に改善



東京電力が福島第1原発で廃炉に携わる作業員約6千人に労働環境についてアンケートした結果、放射線への不安を抱える作業員は23%だった。過去最も高かった昨年の40%から17ポイント改善した。東電は、作業時のリスクを洗い出して対策を講じたほか、専門家による講習会で健康影響への理解が進んだとみている。
アンケートは事故が発生した2011年以降、東電社員を除く福島第1原発の全廃炉作業員を対象に毎年実施している。今回は25年8月から9月にかけて調査し、5623人が回答した。回答率は98%。
放射線に対する不安の有無について、「ある」と答えたのは242人(5%)、「多少ある」は1004人(19%)だった。複数回答で不安の内容を尋ねると「健康への影響」(31%)が最多で、「作業以外の身体汚染」(19%)が続いた。
第1原発で働くことへの本人と家族の不安を聞いたところ、1504人(27%)が不安を感じていると答え、昨年よりも4ポイント下がった。
(共同)

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