培養軟骨の移植で膝関節を修復



再生医療メーカーのジャパン・ティッシュエンジニアリング(愛知県)は24日までに、患者の膝から採取した軟骨細胞を培養して移植する再生医療等製品「ジャック」が、変形性膝関節症を対象に新たに保険適用されたと発表した。適用は1日付。膝の軟骨そのものを修復し、症状を改善する新たな治療法として普及が期待されるという。
変形性膝関節症は軟骨がすり減り、関節の隙間がなくなることで痛みや変形が起こる疾患。進行すると歩行が難しくなる。国内の推定患者数は約1千万人で、高齢化で増加傾向にあるという。
移植治療では、まず患者自身の正常な膝の軟骨細胞を採取。特殊なコラーゲンで包み細胞を約1カ月かけて増殖させた後、軟骨の欠損部に移植する。手術は治療経験が豊富な医師のみができる。
臨床試験では欠損していた軟骨が正常な軟骨と同じ組織で修復されることなどを確認。既存の治療法に比べ、膝の機能がより改善した。安達伸生広島大教授(整形外科)は「初期段階の患者が移植を受けることで、将来人工関節になるのを防げる可能性がある」と話した。
(共同)

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