米連邦職員が男性射殺、抗議激化

 米中西部ミネソタ州ミネアポリスでの移民取り締まり活動=24日(ゲッティ=共同)
 米中西部ミネソタ州ミネアポリスでの移民取り締まり活動=24日(ゲッティ=共同)


【ニューヨーク共同】米中西部ミネソタ州ミネアポリスで24日、移民の取り締まりに関わる連邦職員が抗議活動中だったとみられる男性(37)を射殺した。ミネアポリスでは強硬な取り締まりへの抗議が続いており、銃撃後に現場周辺で市民が連邦職員を激しく非難。職員側が催涙ガスを使用するなど衝突が激化した。地元当局は事態収拾のため集会を強制排除できる措置を宣言した。
移民・税関捜査局(ICE)を管轄する国土安全保障省は声明を発表し、男性が銃を所持して激しく抵抗したため「正当防衛で発砲した」と主張。一方、地元警察は男性が合法的な銃所持許可を持っていた可能性を指摘し「(連邦職員が歩道で男性を押し倒し、殴りつける様子が写った)動画が全てを物語っている」と述べ、国土安保省の説明に疑問を呈した。男性は米市民とみられる。
ミネソタ州のウォルズ知事とミネアポリスのフレイ市長はそれぞれ記者会見し、トランプ大統領に対して強硬な移民取り締まりを「直ちに中止せよ」と呼びかけた。
市幹部は現状について「紛争地と同じ恐怖だ」と訴えた。
(共同)

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