上野の双子パンダ、見納め
中国に返還される上野動物園(東京都台東区)の双子のジャイアントパンダ、雄シャオシャオと雌レイレイ(4歳)の最終観覧日となった25日、園には多くのファンが詰めかけ、別れを惜しんだ。2頭は27日に日本を出発し、28日中に中国の施設に到着する予定。返還により、初来日の1972年以降、初めて日本からパンダがいなくなる。
観覧には事前予約が必要で、都によると、25日の募集枠は4400人。抽選の倍率は24・6倍だった。時折冷たい風が吹く中、多くの人がパンダ舎付近に集まり、グッズを手にしたファンが再会を喜び合う姿もあった。
埼玉県狭山市の女性(28)は返還発表後10回近く来園した。息子(9)は「いっぱいパンダに会ってきたから悲しい。バイバイと伝えた」。東京都中央区の家族は、両親と子どもの5人でパンダと対面。次男(8)は「ササをむしゃむしゃ食べてた。かわいかった」と声を弾ませた。
6歳の娘と訪れた中野区の女性(38)は「寂しいが、日中関係がうまくいって、また日本に来てほしい」と願った。
(共同)











