上野の双子パンダ、日本に別れ
上野動物園(東京都台東区)の双子のジャイアントパンダ、雄シャオシャオと雌レイレイ(4歳)は27日、中国への返還のためトラックで園を離れ、成田空港から航空機で中国へ向かった。28日中に中国・四川省の施設に入る。初来日の1972年以降で、国内にパンダが不在となるのは初めて。高市早苗首相の台湾有事発言で日中関係は悪化しており、新たな貸与は見通せていない。
園周辺にはパンダグッズを身に着けたファンが集まった。午後1時半ごろ、2頭を載せたトラックが門を出ると、一斉にスマートフォンやカメラが向けられ「いってらっしゃい」と声が飛んだ。
埼玉県上尾市の主婦、田口佳代さん(57)は「パンダに会う時間は私にとって癒やしだった」と名残惜しそう。
2頭は四川省の空港を経て、母のシンシン、姉のシャンシャンが暮らす中国ジャイアントパンダ保護研究センター「雅安碧峰峡基地」に向かう。検疫を受けた後に最終的な滞在地が決まる。
2頭は2021年、上野動物園で雄リーリー、雌シンシンの間に誕生した。
(共同)











