仮装身分捜査で5人摘発と警察庁
警察庁は29日、捜査員が身分を偽って犯人と接触する「仮装身分捜査」の2025年実施件数は13件で、強盗と詐欺事件の実行役として5人を逮捕したと発表した。突き上げ捜査で上位の容疑者摘発につながったケースもあった。
仮装身分捜査は強盗や詐欺などの犯罪が対象。24年8〜11月に首都圏で、交流サイト(SNS)上の闇バイト募集で集まった実行役による強盗事件が相次ぎ、対策の一環で25年から始まった。
捜査員は「ホワイト案件」などの文言で犯罪に加担するよう勧誘するX(旧ツイッター)の投稿に、架空の人物を装って応募。犯人側から身分証の提示を求められれば、架空の運転免許証などを見せる。
警察庁は架空の身分証提示や、犯人側に指定された場所へ捜査員が行った事例などを実施件数として計上した。13件のうち、強盗予備容疑で1件2人、詐欺未遂容疑で3件3人を逮捕。実行役は逮捕できなかったが、被害を未然に防いだ事例が3件、身分証の提示にとどまり、犯人側と接触しなかった事例が6件あった。
(共同)











