繊維が歯ごたえ生む「キノコのお肉」人気

 ユキグニファクトリーの「キノコのお肉」
 ユキグニファクトリーの「キノコのお肉」


ユキグニファクトリーが2025年に発売した「キノコのお肉」が売り上げを伸ばしている。さいころ状の代替肉で、原料であるマイタケの繊維質がしっかりとした歯ごたえを生み、牛肉や豚肉に比べて脂質が少ない。50グラム入りで、スーパーでの販売価格は300円前後。(共同通信=浜谷栄彦記者)
自社が培養するマイタケは繊維質が詰まっていて弾力が強い。この特徴が代替肉を生産する利点になると考えた。開発したユキグニファクトリーの加藤真晴(かとう・まさはる)さんは「なるべく切り刻まず、繊維状の組織を生かすようにしました」と話す。
さらにマイタケを含むキノコ類は食物繊維やミネラルが豊富で、健康志向の消費者に支持される可能性が高い。狙いは当たり、複数企業の社員食堂に採用されたほか、期間限定ながらハンバーガーチェーン店のナゲットにも使われた。
東北大大学院で博士号を取り、大手の食品素材加工会社でドコサヘキサエン酸(DHA)を含む健康油の開発に取り組んだ。2020年2月、45歳で今の会社に転職。最終面接で役員に高品質のキノコを生かした食品作りを提案した。
実験を重ねて食感に自信を深めた。ただマイタケは味が強いため「経営陣から、マイタケの味が前面に出ないよう注文がつきました」。加工方法を工夫し、チャーハンやホウレンソウのソテーに合う使いやすい商品になった。加藤さんは埼玉県出身、51歳。(価格と年齢は2026年1月時点)
(共同)

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