トヨタ社長に近執行役員
トヨタ自動車は6日、佐藤恒治社長(56)が副会長に就き、後任に執行役員の近健太氏(57)を昇格させる人事を発表した。4月1日付。社長交代は2023年4月以来、3年ぶり。豊田章男会長(69)は留任する。佐藤氏は東京都内で開いた緊急記者会見で「課題に取り組むためのフォーメーションチェンジで、稼ぐ力を高める」と述べた。近氏は「お金と収益、数字にこだわる」と表明。「収益を上げて事業を止めない」と強調した。
近氏は最高財務責任者(CFO)を務め、収益構造の改善に最前線で当たっている経験が評価された。CFOの後任は宮崎洋一副社長が務める。
佐藤氏は社長任期について「短いと思うが、自動車業界のスピードはそんなに生ぬるいものではない」と語った。今年1月に日本自動車工業会(自工会)会長に就任しており、トヨタは自動車産業が厳しい事業環境に直面する中、自工会会長として果たすべき役割が大きいとしている。経団連副会長も務め、政策提言や産業連携の推進も期待されているとした。
(共同)











