戦場の父が誇りに思う姿見せたい

 ミラノ・コルティナ冬季五輪の開会式でウクライナの旗手を務めたエリザベータ・シドルコ=6日、イタリア・ミラノ(共同)
 ミラノ・コルティナ冬季五輪の開会式でウクライナの旗手を務めたエリザベータ・シドルコ=6日、イタリア・ミラノ(共同)


【ミラノ共同】ミラノ・コルティナ冬季五輪のショートトラック女子に出場するウクライナのエリザベータ・シドルコ(21)は、6日にミラノで開かれた開会式で青と黄色の国旗を高く掲げた。兵士である父はロシアの攻撃を受ける地元に家族を残し、前線で戦う。「父や家族も誇りに思えるような姿を見せたい」と、旗手として大歓声の中を行進した。
ロシアとの国境に近い北東部スムイ州生まれ。国内で練習を積んだが、ロシアが侵攻を始めた直後の2022年3月にポーランドに避難した。母と妹は攻撃で大きな被害を受けているスムイに残る。
父は激しい攻撃が続く東部ドネツク州方面で戦闘に参加しており、昨年の春以降は直接会えていない。やりとりの手段は電話やメッセージアプリに限られる。
五輪出場が決まった後、旗手になることはあるかと父が尋ねた。自分にはそこまでの実績はないと考え「ないと思う」と答えた。だが予想外の抜てきに「父はとても喜んでくれた」。
戦時下の祖国を代表して、子どもの時からの夢だった五輪の舞台に立つ。
(共同)

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