崩落事故30年で遺族ら慰霊式

 豊浜トンネル崩落事故の合同慰霊式で手を合わせる本間鉄男さん=8日午前、北海道古平町
 豊浜トンネル崩落事故の合同慰霊式で手を合わせる本間鉄男さん=8日午前、北海道古平町


1996年2月10日、北海道・積丹半島の豊浜トンネル上部の岩盤が崩落し、路線バスの乗客ら20人が死亡した事故から30年になるのを前に、現場近くの古平町で8日、合同慰霊式があり、白波が立つ日本海沿いの慰霊碑に遺族ら約20人が手を合わせた。遺族会代表の本間鉄男さん(75)は「少しでも長生きをして、亡くなった方の供養を一緒にしていけたらと思う」と語った。
本間さんは事故で長男の敦さん=当時(17)=を亡くした。遺族の死去や高齢化が進んでおり、合同慰霊式自体は三十三回忌の再来年でいったんの区切りとする考えを明らかにした。
事故は国道229号の豊浜トンネル古平町側出入り口付近で発生し、トンネルを通っていた路線バスと乗用車が巻き込まれた。北海道開発局の事故調査委員会は事故原因について、岩盤の亀裂に地下水が浸透し、凍結による圧力の増加で強度が低下するなどしたためとした。事故後、崩落現場を迂回した新たなルートのトンネルが開通した。
(共同)

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