窃盗犯、能登地震前の2・9倍に
2024年元日の能登半島地震や同9月の豪雨で大きな被害が出た石川県の奥能登4市町(輪島市、珠洲市、能登町、穴水町)で、25年の窃盗犯認知件数が242件に上り、84件だった地震前年(23年)の2・9倍となったことが10日、県警のまとめで分かった。24年は178件で前年比2・1倍と急増。地震発生から2年目となる25年はさらに悪化した。県警は巡回や防犯カメラの増設など対策を強化する。
県警によると、窃盗犯の内訳は住宅などへの「侵入窃盗」110件、万引といった「非侵入窃盗」121件、「乗り物盗」11件だった。市町別だと輪島市130件、珠洲市51件、能登町42件、穴水町19件。
避難や転居により人の目が届きにくい場所が増え、空き家を狙った窃盗が増加したとみている。
凶悪犯や知能犯なども含めた刑法犯全体の認知件数は4市町で315件で、131件だった23年の2・4倍。うち検挙は162件だった。久田悦弘刑事部長は10日の県議会で「被災地の復旧、復興を支えるため治安対策を推進する」と述べた。
(共同)











