急死の仲間にささぐ「金」
急死した仲間にささげる金メダルとなった。10日に行われたバイアスロン男子20キロで、26歳のヨハンオラフ・ボトン(ノルウェー)が五輪初出場で優勝。昨年12月に盟友のシベルトグトルム・バッケンさんが27歳の若さで亡くなっており、天を見上げて指さし「彼とともにレースし、一緒にゴールしたような感覚だった」と喜びを語った。
バッケンさんはワールドカップ(W杯)で優勝経験があった。2022年に心筋炎にかかり、24年に国際大会に復帰したが、イタリアでの合宿中に死去したと国際バイアスロン連合が発表した。DPA通信によると、ホテルの部屋で亡くなっているのをボトンが発見。その光景は頭から離れず、専門家に相談したこともあったという。
20キロの長丁場でボトンは力強い滑りと、ミスのない完璧な射撃を披露した。前回北京大会で四つの金メダルを手にした英雄ヨハンネスティングネス・ベーが引退したノルウェーだが、強豪の健在ぶりを見せつけた。ボトンは「レースを見守り、自分のことを誇ってくれているといい」と亡き友へ思いをはせた。(共同)
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