五輪の熱気、ガザへ届かず

 壊滅したガザの市街地と、砂嵐に見舞われた仮設テント=13日(ゲッティ=共同)
 壊滅したガザの市街地と、砂嵐に見舞われた仮設テント=13日(ゲッティ=共同)


【コルティナダンペッツォ、カイロ共同】イタリアでミラノ・コルティナ冬季五輪が開催される中、イスラエルによる攻撃で壊滅状態となったパレスチナ自治区ガザは、大会の熱気と程遠い状況に置かれている。住民らの惨状を前に、パレスチナではイスラエル出場への批判も高まっている。
「五輪などのスポーツイベントを観戦するためカフェに多くのファンが来ていた」。ガザ北部ガザ市のファディさん(43)が電話取材に答えた。
2023年10月に始まったイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘で、ガザでは7万人以上が死亡。ファディさんの息子ヤーメンさん(14)はイスラエル軍の攻撃の影響で左膝下を失った。今回の五輪は「見られないだろう」と話し、大好きだった水泳を「いつか再開し(パラリンピックに)参加したい」と夢を語った。
パレスチナ・オリンピック委員会のジブリル・ラジューブ会長は12日、ローマでの記者会見で、今回の五輪に国としての参加が認められないロシアと同様に「イスラエルも排除されるべきだ。二重基準は許されない」と主張した。
(共同)

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