タレント発掘事業、五輪で成果
高い運動能力を見いだし、適性のあるスポーツに導いて有望選手を育てる各地のタレント発掘・育成事業が成果を上げている。ミラノ・コルティナ冬季五輪では、前回大会で金メダルを獲得したノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑だけでなく、新たなオリンピアンが誕生。地域の原石が世界へ羽ばたいている。
スピードスケート女子の吉田雪乃は小林陵と同じく岩手県の「いわてスーパーキッズ」の出身。スケートは中学までと決めていたが、将来性を評価した事業担当者の説得を受けて続け、トップ選手に成長した。
スピードスケート・ショートトラック女子の金井莉佳は小学4年の時に埼玉県の「プラチナキッズ」に合格した。馬術を目当てに参加し「スケートの方が楽しくてはまった」。偶然の出合いから競技を始めた。
事業は2004年に福岡県が全国に先駆けて開始し、各地に広がった。
15年には各地の取り組みを結ぶ「ワールドクラス・パスウェイ・ネットワーク」が発足。49地域52事業をつなぎ、実務担当者が好事例を共有している。
(共同)











