2児殺害「飯塚事件」再審認めず



福岡県飯塚市で1992年に小学1年の女児2人が殺害された「飯塚事件」で死刑が確定し、2008年に執行された久間三千年元死刑囚=執行時(70)=の第2次再審請求即時抗告審で、福岡高裁は16日、再審開始を認めない決定をした。新証拠だった被害女児の目撃に関する男女2人の証言に信用性はないとした24年の福岡地裁決定を支持した。弁護団は最高裁に特別抗告する方針。
死刑執行後に再審を認めた例はこれまでない。第2次請求は21年に妻が申し立てていた。
溝国禎久裁判長は決定理由で、記憶と異なるのに、事件当日に被害女児を目撃したとの供述調書を無理やり作成されたとする女性の新証言について「警察官が供述を創作した可能性は乏しい」と指摘。「弁護人の見解に無意識に迎合し、あるいは思い込みで記憶が変容している可能性は否定できない」と判断した。
当日、元死刑囚と違う男が運転する車に女児に似た2人が乗っているのを見たと話した男性の新証言も「被害女児だと同定する具体的根拠に乏しい」と退けた。
(共同)

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