自殺への偏見「ある」8割

 「自死遺児」全国調査の中間報告会で、発言する岡山県立大の大倉高志准教授=21日午後、岡山県総社市
 「自死遺児」全国調査の中間報告会で、発言する岡山県立大の大倉高志准教授=21日午後、岡山県総社市


岡山県立大(同県総社市)などは21日、子ども時代に親やきょうだいを自殺で亡くした「自死遺児」の実態や支援の在り方を探る全国調査で、社会に自殺への偏見や差別が「ある」とする回答が82%だったと公表した。中間報告の位置付けで、調査は今後も続ける。
調査は岡山県立大と、遺族支援などに取り組む一般社団法人リヴオンが実施。昨春からオンライン形式で集めた71人分をまとめ、21日に大学で開かれた報告会で示した。
死別後に嫌だったことを複数回答可で尋ねると、親や親戚からの「口止め」が35・2%でトップ。「大人が自分の感情や不安を聞かない」が29・6%と続いた。
死別後、支援を巡る情報提供が「なかった」との回答は6割。実際の支援がなかったという回答も5割だった。望む支援として39人が「何でも話していい、聞いていいと伝えてほしい」を選んだ。
調査対象は0〜19歳で親やきょうだいを自殺で亡くした遺児。回答時点で18歳以上で、死別から6カ月以上が条件。500人の回答を目指す。
(共同)

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