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「狐の嫁入り」華やか 笠間の菊まつり開幕

狐の嫁入りパレードで沿道の声援に応える神長真一さん(左)とめぐみさん=笠間市笠間
狐の嫁入りパレードで沿道の声援に応える神長真一さん(左)とめぐみさん=笠間市笠間


日本最古の菊の祭典「笠間の菊まつり」が13日、笠間市の笠間稲荷(いなり)神社をメーン会場に開幕した。今年で105目回を迎え、色とりどりの菊花が11月25日まで市内を装飾。神社や門前通りでは新婚カップルがキツネに扮(ふん)してパレードする「狐(きつね)の嫁入り」や「笠間のいなり寿司(ずし)コンテスト」などまつりを盛り上げる催しが行われた。

まつりは1カ月半の間、笠間稲荷神社や門前通りなどを約1万鉢の菊花で彩る。神社境内は千輪咲きや懸崖(けんがい)、参道には市内小、中、高、養護学校の生徒が栽培した鉢菊が並び、来場者は種類豊富な美しい菊を楽しんだ。

神社内にはNHK大河ドラマ「平清盛」の菊人形展が設置され、名場面全10景を再現。新企画として、フラワーコーディネーターが生けた菊を神社と門前通り計3カ所に飾り、武蔵野美術大生プロデュースの菊装飾も境内に展示される。花は約2〜3週間かけて、最盛期を迎える予定だ。

開幕日は、稲荷神社の使いとなるキツネにちなんだイベントが行われ、会場はにぎわいを見せた。

「狐の嫁入り」では、東海村在住の神長真一さん(36)とめぐみさん(37)が主役を務めた。「ちょっと恥ずかしいけど、記念になるから」(真一さん)と申し込んだ2人は、中学校の同級生。昨年3月、約20年ぶりに再会し、交際を経て結婚した。紋付きはかまと赤い着物姿にキツネのメークを施し、山車に乗って佐白山の麓から同神社までパレード。沿道からの声援に、優しい笑顔で応えていた。

また、発想豊かなレシピを競ういなり寿司コンテストは、来場者の投票で順位を決定。一般の部は成田えみ子さん(水戸市)のミョウガを使った「みょうにおいしいいなり」、子どもの部は原なず菜さん(同)の「ガッツリかつ丼いなり」が優勝に輝いた。

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