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八郷中で開校式 地域住民ら門出祝う

開校式で久保田健一郎市長から校旗を受け取る古谷田明良校長(左)=石岡市柿岡
開校式で久保田健一郎市長から校旗を受け取る古谷田明良校長(左)=石岡市柿岡


石岡市の学校適正化に伴い、3中学校が統合し誕生した市立八郷中学校(古谷田明良校長)が8日、開校した。同市柿岡の同校で開校式が行われ、生徒や教職員、市関係者、地域住民らが出席して学校の新たな歴史の始まりを祝った。

式典では、同市教育委員会の浅田順教育委員長が開校宣言を行った後、久保田健一郎市長が「八郷中が新しい地域づくりの礎になってほしい」と式辞。古谷田校長は「皆さんに八郷中の未来が託されている」と生徒たちへの期待を込めた。

その後、校旗が久保田市長から古谷田校長に手渡され、来賓からは「3校の伝統を受け継ぎ、歴史をつくっていってほしい」などと激励の言葉が贈られた。生徒たちは新しく制定された校歌を歌い上げ、新たな学校生活へ、心を新たにしていた。高橋憲さん(14)は「3校が一緒になったので3校の全員で協力し、いい学校にしていきたい」と話した。

同校は、生徒数の減少などを受け、同市立有明、八郷南、柿岡の3中学校の統合校として開校した。生徒数は540人。このうち新1年生は189人で、入学式は10日に行われる。



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