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山車華やかに 水戸黄門まつり、パレードにぎわう

山車に乗り観客に手を振る黒川智花さん(左)と京本政樹さん=水戸市南町、嘉成隆行撮影
山車に乗り観客に手を振る黒川智花さん(左)と京本政樹さん=水戸市南町、嘉成隆行撮影


53回目を迎えた水戸市の夏の風物詩「水戸黄門まつり」は3日、前日の千波湖での花火大会に続き、JR水戸駅南北の下市、上市の両地区を中心に「黄門パレード」や「市民カーニバル」などのイベントが行われ、大勢の人が繰り出した。祭りは4日まで。

黄門パレードの中心はドラマ時代劇「水戸黄門」に出演した俳優の京本政樹さんと黒川智花さん。山車に乗って進む2人を見ようと、周囲にはたくさんの人が押し寄せ、手を振ったり、カメラを向けたりした。

光圀公などに扮(ふん)した一行や水戸の梅大使などの県内観光大使も参加。黄門パレードは県警音楽隊や常磐大高校チアリーディング部などによる「音楽パレード」が先導し、雰囲気を盛り上げた。

上市では踊りの祭典「市民カーニバルin MITO」が開かれ、47チーム約4千人が練習の成果を披露。このほか、山車巡行や音楽イベントの「サマードリームミュージック」など多彩な催しがあった。

祭りに訪れた同市城東2丁目、主婦、中島愛子さん(59)は「黄門まつりに来ないと、夏が始まらない。パレードは俳優の方がいて華やか」と笑顔で話した。



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