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5年前の選挙メッセージ 水戸で発送式、今年20歳の11人参加

5年前に書いた自分に宛てたはがきを受け取る参加者=水戸市三の丸1丁目の水戸中央郵便局
5年前に書いた自分に宛てたはがきを受け取る参加者=水戸市三の丸1丁目の水戸中央郵便局


知事選の投開票日を9月8日に控え、5年前の中学3年生が自分に宛てて書いた選挙メッセージ「5年後のわたしへ」の発送式が23日、水戸市三の丸1丁目の水戸中央郵便局で行われた。当時の中学3年生は今年有権者(20歳)になる。県選挙管理委員会が若い世代に選挙に関心を持ってもらおうと2003年度から続けている。メッセージが書かれたはがきは08年度に中学3年生だった9042人分で、本人に宛てて発送された。

この日は、当時メッセージを書いた結城市出身の荒井咲紀さんら11人が参加した。県選管が保管していたはがきを本人に配り、それぞれ自分でメッセージを読み上げて感想を述べた。

荒井さんは「日本の政治に参加できることに喜びを感じ、日本の政治を担うことに責任を感じて生きてほしい」と、はがきに書いていた。自分のメッセージを読んだ荒井さんは「このときに感じた気持ちを忘れず、私の1票を投じたい」と話した。

県選管の大津晴也委員長は「自分たちのまちづくりのために、立派な政治家を選ぶ必要がある。1票の重みを感じて、ぜひ投票してほしい」と呼び掛けた。



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