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最先端の研究現場視察 つくばで農水相、タネ貯蔵機械操作

作物のタネを貯蔵する「ジーンバンク」から大豆のタネを取り出す林芳正農林水産相=つくば市の農業生物資源研究所
作物のタネを貯蔵する「ジーンバンク」から大豆のタネを取り出す林芳正農林水産相=つくば市の農業生物資源研究所


林芳正農林水産相が3、4の両日、つくば市の筑波農林研究団地で、無人田植え機や機能性農産物など、農業や食品分野における最先端の研究現場を視察した。林農水相は「攻めの農業」を掲げる安倍政権の方針を踏まえ、「視察で得た知見を攻めの農政施策で展開していきたい」と述べた。

視察先は農水省が所管する農業・食品産業技術総合研究機構など5独立行政法人と、野菜栽培で障害者を雇用している市内のNPO法人「つくばアグリチャレンジ」。

農業生物資源研究所では、約14万品種の作物のタネを冷蔵貯蔵する「ジーンバンク」施設を見学。実際に機械を操作し、保管棚から大豆のタネを取り出す作業を体験した。

障害者の障害特性に応じた農作業を実践しているつくばアグリチャレンジでは、加工品への展開などの説明を受け、農場でトマトなどの野菜も試食した。

視察中、若手や女性研究者との意見交換会もあり、林農水相は「研究が伸び伸びでき、女性が働きやすい環境の整備が今後も欠かせない」と語った。



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