大賞に「きのこ五目」 常陸大宮、B級グルメ競う
地元の食材を使ったオリジナル料理を競う「常陸大宮ふるさとB級グルメ選手権」が5日、常陸大宮市中富町の市文化センターロゼホール前広場で開かれ、「大宮きのこたっぷり五目ふかし」(河西明美さん)がグランプリに輝いた。
B級グルメ選手権は地元の食材で新たな「食」をつくり出し、地域に活力とにぎわいを復活させることを狙いに開かれ、今年で3回目。市内の飲食店など24店舗が出場し、約1万2千人の入場者が各店自慢の味を楽しんだ。
過去2回の選手権でグランプリを受賞した「大宮チキンバンバン」や「常陸大宮手打ちけんちんうどん味噌(みそ)仕立て」、市特産料理を目指す「シイタケ入りそば粥(がゆ)」など、8店舗も加わり会場は開幕と同時に大にぎわい。出来たて料理のおいしそうな匂いが漂い、訪れた家族連れなどが目当ての店の前に長い列をつくった。
来場者らは次々と好みの料理を買い求めては家族や友人と分け合い、「お肉がジューシー」「ホクホクしている」などと食べ比べを楽しみ、おいしかった料理に割り箸を投票していた。
グランプリに続く2位には「大宮産手羽醤」(ごぜんやま温泉四季彩館)、3位には「大宮常陸牛バーガー」(エディファミリー富士祭典)が選ばれた。