まさかどサラダに舌鼓 記念献立会食
平将門生誕1111年記念の給食献立を募集していた坂東市は、島村瑠奈さん(11)=中川小5年=の「まさかどサラダ」など5品を選出した。市内の小中学生612人の応募作品の中から、岩井・猿島両給食センターの栄養士が選考。この記念献立の会食会が11日、同市小山の中川小で開かれ、吉原英一市長ら市関係者が5年生27人とともに記念献立の給食に舌鼓を打った。
11、12日の2日間、市内の小中学生と幼稚園の子どもに記念献立の給食約5300食が提供される。今後、選出された記念献立の給食が、月1回ずつ計5食提供される予定。
島村さんはマカロニ、サツマイモ、カニカマボコ、トウモロコシを使ったサラダを考案。素材の頭文字が「まさかど」になる。今回の給食では、栄養バランスなどの面からカニカマボコはカリフラワーに変更され、提供された。「お母さんとアイデアを出して考えた。選ばれてうれしい」と島村さん。児童と共に給食を食べた吉原市長は「やっぱり旬のサツマイモがいい」と好評だった。
島村さんのほか、記念献立に選出された鶴見響さん(猿島中1年)の「まさかどカレー」が12月、佐々木優太さん(沓掛小5年)の「まさかどすましじる」が来年1月、神戸優大さん(七郷小6年)の「勝利のさかずき」が2月、石塚さくらさん(岩井二小5年)の「祝いの将門焼」が3月に給食として提供される。(冨岡良一)