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坂東でネギの魅力PR 全国17産地集いサミット

坂東ねぎをPRするゆるキャラ「ねぎ爺」と発案者の武井未和さん、同地の野菜をPRするゆるキャラ「バンドール・ばんな」と発案者の海老原優さん(右から)=坂東市岩井
坂東ねぎをPRするゆるキャラ「ねぎ爺」と発案者の武井未和さん、同地の野菜をPRするゆるキャラ「バンドール・ばんな」と発案者の海老原優さん(右から)=坂東市岩井


ネギの魅力をアピールしようと、全国17の名産地が集う「全国ねぎサミット」が30日、坂東市岩井の八坂公園陸上競技場で開幕した。同市の吉原英一市長は「一層連携を強化し、日本の農業を守り、日本の食卓に安全安心な野菜を届け続ける」とする宣言文を発表した。坂東ねぎをPRするゆるキャラ「ねぎ爺」と坂東の野菜をアピールする少女キャラ「バンドール・ばんな」がお披露目された。

サミットと同時開催された「ばんどう食の祭典」には、市内外の飲食店など味自慢のブース約40店が出店。会場は名産品や料理を楽しむ多くの家族連れでにぎわった。

農業の未来を探る首長討論会には吉原市長のほか、埼玉県深谷市の小島進市長、群馬県下仁田町の金井康行町長、岐阜県岐南町の松原秀安町長、山形県酒田市の丸山至副市長が参加。課題の後継者確保をめぐり、吉原市長はもうかる農業への環境づくりに加え「楽しくする必要がある」と訴えた。

お披露目された「ねぎ爺」は坂東市立七郷小5年の武井未和さん(10)、「バンドール・ばんな」は同市立東中3年の海老原優さん(15)がそれぞれ原案をデザイン。市内の小中学生の計618応募作品の中から採用された。武井さんは、亡くなった祖父がネギ生産者で「PRに役立ててほしい」と話した。

サミット最終日の1日は、東京家政学院大の学生らが新しい農作業着を提案するファッションショー「ののコレクション」が開かれる。



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